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魅惑的なシナモンの可能性について

2023/4/22

【シナモンのチカラと可能性研究】

 

「シナモンを知らない」「聞いたことがない」という方はいないと思う。でも、なかなかシナモンについて探求する機会ってないと思うので、、、、今日はシナモンについて一緒に掘り下げて研究してみましょう。

 

シナモンとは何か?

シナモンは、乾燥した樹皮を丸めたスティック状のスパイス。シナモンには大きく分けて2種類あります。

①セイロンシナモン(スリランカやマレーシア産が主流)②カシア(ベトナム、インド、中国産が主流)

 

日本では、このセイロンとカシアを区別することなくまとめてシナモン(肉桂・ニッキ)というけれど、、、いくつか特徴が異なります。

①セイロン

別称トゥルーシナモン(ほんもののシナモン)とも云われて、甘い芳香が特徴的で、樹皮が柔らかくて、手でボロボロと砕けるぐらい脆い。


ちなみに、ワタシが普段からお世話になっているのがこちらのセイロンシナモン。頻繁にシナモンを使用する方には、コチラをおすすめ。これまで何度も購入してますが、賞味期限もおおよそ約2年ほど。ただし、海外からの発送なので、表示シールはしっかりはしてませんが、質は折り紙付きで満足してるよ。到着まで2週間ほどかかるので、そこもご了承のうえで購入判断してみてね。

②カシア

東南アジアに古くから自生している香辛料で、セイロンに比べると香りは控えめで、その樹皮は非常に硬く手で砕くのは容易ではなありません。また、カシアの方がセイロンに比べてクマリンという物質を多く含み、長期間にわたり過剰摂取すると肝機能に障害を誘発することも警告されています。(東京都福祉保健局食品安全FAQより参照

余談

最近はその栄養成分に着目した各社メーカーがサプリメントの開発販売に躍起になっています。しかし、上記のようにサプリメントはその成分のみを抽出濃縮して錠剤/カプセルに閉じ込める構造なので、通常の食事では「こんなにも摂らないでしょう」という量を含むのでついついオーバー摂取の危険性が指摘されています。お気をつけください。できるだけ食生活の一部として取り入れたいですね。*ちなみに、ターメリックでは同様のトラブルが起きています。

 

セイロンシナモン研究

最近の各研究機関の進捗結果によると、セイロンシナモンには複数もの利点が明解になってきた模様。今日は、その中から7個を紹介します。しかし、まだ十分な科学的根拠を示せるものではないので、あくまでも参考程度に受け止めていただきたいです。

まず前提として、スパイスは薬品ではないので、すでに持病を抱えている方は主治医の方と相談・確認しながら摂るのをおススメします"(-""-)"

 

1⃣アンチエイジング

セイロンシナモンは、ブレインスパイス(脳のスパイス)としても着目されておりアルツハイマー、パーキンソン病など「脳細胞における老化防止から守ってくれるのでは?」という鮮烈な期待が寄せられていて今も研究されています。

 

2⃣血糖値バランスを整えてくれる(!?)

これは、まだ明確な研究データが出揃っているわけではないですが、その期待が非常に強い意味を込めて挙げました。慢性的な高血糖状態を緩和したり、慢性インスリン耐性にポジティブな影響を与え、血糖値も低下させることも着目されています。なお、薬との併用には慎重を期すため担当医師、薬剤師とも事前にご相談ください。

 

3⃣抗炎症作用

様々な体調悪化の根源ともいえる慢性炎症状態を抑えるスパイスの筆頭格としてのシナモン。そのシナモンには「強力な抗酸化作用を持つ植物性タンパク質」のフラボノイドが豊富に含まれているので抗炎症効果のあるスパイスと云われる所以。

 

4⃣抗酸化作用

食生活をはじめとした酸化要因の多い現代社会のなかで、ポリフェノールを豊富に含むシナモンはかなり強力な抗酸化成分が含まれている。日々体内で生成されるフリーラジカルを中和させることも様々な研究結果で判明しているようです。

 

5⃣抗菌作用

まだまだ小規模な観察研究からのようですが、シナモン独自の香りの原因物質とされるシンナムアルデヒドやオイゲノールにより、口腔内の悪臭予防をはじめ、カンジダ菌やカビ抑制にも有効という研究結果が報告されています。シナモンの抗菌性、侮れませんぞ!

 

6⃣PMSトラブルを緩和

激しい月経痛や痙攣を和らげてくれる。ワタシも生理中は、意識してシナモンを食生活に取り入れています。下記を参照ください。

 

7⃣代謝UP&体重減少

正しい食生活と生活習慣と一緒に合わせることで、より高次な相乗効果を発揮できることが期待できます。(特に、揚げ物や精製された穀物、人工甘味料、人工トランス脂肪酸といった超加工食品を日頃から控えている方にとっては)

 

追記

エレメントの観点において、シナモンは「火」の要素を帯びたスパイス。なので、身体を温め、程よい刺激を与えてくれるので、元気がないときや落ち込んでいる時にはその調整剤としてプラスすることでその作用を享受しやすいといえそうですね。

 

ただし、サプリメントは必要以上に濃縮された状態なので、ついつい過剰摂取になってしまうので、できるだけ食生活の一部として取り入れたいですね。

 

では、どうやってシナモンを食事に取り入れるといいの?

①「リンゴと一緒に!」が一番シンプル♬これは、輪切りにしたリンゴにピーナッツバターとシナモン、メープルシロップを少したらして、ココナッツファインをトッピングしたよ。

プロテインUPホットカカオ

③シナモンコーヒー ドリップとして、コーヒーと一緒に落としてもシナモンの香りや味わいをコーヒーと楽しむことができるよ。

④クッキー 焼菓子にも、諸々のスパイスを加えるけれども、、、、シナモンは必須だね!!

⑤カレー  ワタシは、スパイスブレンドが大好きなのでシナモンは必ず入るのだよ。

⑥スムージー  下記はパンプキンラテのスムージー。ここでも、パンプキンとシナモンのコンビネーションは秀逸!

シナモンティー
ただし、シナモンティーも摂りすぎ注意!1週間に5杯程度に留めて楽しんでくださいね。目安としては【0,1mg×体重】。たとえば、あなたの体重が60kgならば、0,1mg×60になるので、最大でも1日当たり6gまでとしてくださいね。レシピも参考にしてみてね!

以上、ここまでシナモンについてまとめてきました。しかし、これはあくまでも医療目的ではありません。何度か触れてきましたが、主治医の方や薬剤師とも相談してください。

あなたのマインド(精神)や肉体に少しでも変化が訪れてくれることを祈っています。

 

注)免責事項、こちらを御覧ください。

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