ハーブのエキス抽出(ティンクチュア)
【一家に一瓶の薬箱、、、それがティンクチュア(チンキ)】
カモミールとカレンデュラの咲く季節。
そんな時には、ティンクチュアをぜひ仕込んでみてくださいね!
驚くほど簡単だから、材料さえ揃えればぜひレッツチャレンジ♫
ハーブ(植物)には、今も昔も外用として怪我をした傷を癒したり、美容を目的に生活のなかに密着していました。そう!いつも、傍にあったのです。
おばあちゃんやお母さんから・・・何度も繰り返し聞かされてきました。
なので、その活用方法は、生活のなかで知らず知らずのうちに身についていました。
今回ご紹介するティンクチュアは、アルコールのなかでハーブのエキスを抽出する伝統的な方法。それは、一度漬け込んだハーブはガーゼでこして取り除かずに、ずっと漬け込んだ状態にしてておくこと。
一定期間の漬け込みが完了すれば、その後はコスメやローション、パック、虫刺され、傷口、ニキビにといろいろな場面であなたを助けてくれます。
材料
・450ml瓶
・ドライカモミール ・・・瓶の1/4~1/3
・ドライカレンデュラ ・・・瓶の80%
・ウォッカ(40度以上)・・・瓶のくびれまで
つくり方
①清潔な瓶に各ドライハーブを詰めます。
②瓶のくびれまでウォッカを注ぎます。
③部屋で1~2か月置くだけでできあがり。
【ワンポイントアドバイス】
●カレンデュラは、花弁のみならず、花びらごと使います。
●1~2か月の漬け込み期間を終えると、こさずにそのまま瓶で冷暗所に移して保管ください。
詳細は、下記の動画のなかをご覧ください。
例1:薬用茶として、200mlのぬるめのハーブティーのなかに、2~3滴をたらして飲みます。
例2:民間療法のひとつとして、小さじ1の砂糖(*お好みの甘味料、メイプルシュガーやココナッツシュガーなど)に1~2滴のティンクチュアをのせて一気に飲み干します。
なお、これらは漬けたハーブによって役割や量が異なってきます。
ルーマニアのモルダビア地方やトランシルバニア地方などの郊外には、現在でも自然のサイクルなどの影響を活用した生活をしている町や村も少なくなく、自身も幼少の頃から、祖父母たちから多くの知識を受け継いで育つ。
10代の頃には「ルーマニア革命」による辛く厳しい生活を体験し、「人は誰もがハッピーになるために生まれてくるもの。
私も心身ともにハッピーに過ごしたい」という思いを次第に募らせていく。
以前から日本に興味を持ち、「武士道の国」日本の美しい生活文化や国民の精神性に憧れていた。
やがて日本人男性と結婚、生活の拠点を日本に移すことになる。
しかし、当初抱いていた日本のイメージとは違う、都会での自然の少なさや人口の多さに驚く。
その頃から、自然のサイクルに合わせた生活、「自然との共生」を目ざす。
心と身体の健康をテーマに、様々な書物をもとに学ぶようになる。
特にハーブやベリーの効果・効能については、深く学んだ。
地元ルーマニアでは珍しくなかった「自然との共生」。
日本でも共通の考えを持つ人は、エコやロハスといった表現でその数は急増している。
しかし、実際に自然の中で生活を送っている人は、まだまだ多くはありません。
たくさんの人がもっと自然の力(パワー)を知ってほしい。その偉大さを・・・。
現在は家族で北海道・東川町に移り住み、自然に囲まれた中で、自身や家族も自然のサイクルを活用した生活を送っている。
2010年から「ハーブ&ベリーガーデン」をスタートさせる。
自身が育てたもので、いろいろな製品作りに活用するために!
そして、自らが体験することで効果を実証。
今後は、多くの人が心身ともに健康で、ハッピーに過ごせるように、自然のサイクルに合わせ、「嘘、偽りのない、正直生きる」ライフスタイルを提案し、広く伝えていきます。
ほんもの料理研究家
横山 アディナ
アディナのほんものクッキング教室
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