元気を与えてくれる野菜チョルバ
ルーマニアの伝統スープのひとつ。
チョルバ。
別名、あなたもご存じのボルシチ。
今日は、動物性入らずのべジ(ヴィーガン)バージョンをシェアします!
【材料2~3人分】
・たまねぎ・・・1~2個
・人参・・・2本
・ビーツ(生でも発酵したビーツでも可)・・・4分の1
・じゃがいも・・・5~6個
・とら豆・・・150g
・カットトマト・・・・400g
・発酵キャベツ&汁・・・・200ml
・ラブパセリ(なければ、セロリで代用可)・・・お好み適量
・Exvオリーブオイル・・・大さじ3?4
・イタリアンパセリ・・・お好み適量
・自然海塩(粗塩&細粒)・・・・お好み適量
・水・・・お好み適
・豆の茹で汁・・・お好み適量
?つくりかた?
1. 前日の晩から、鍋の中で豆を水に浸けておきます。
2. 翌日、豆が柔らかくなるまで沸かします。(←焦げつきやすいので注意!!)
3. 別に用意した深い大鍋のなかに、みじん切りにした玉ねぎをオイルで軽く炒めます。10分後、たまねぎが透明になれば塩ひとつまみして水出しを。
4. 薄くスライスした人参とサイコロカットしたビーツを大鍋に加えて、さらに炒めます。ここでも、10分後塩ひとつまみをして水出しします。
5. 豆の茹で汁と水を大鍋に注ぎ込みます。その際には、野菜が十分に浸かるぐらいまで・・・・・。
6. 一口サイズにカットしたポテト、発酵キャベツを大鍋に次々と入れていきます。そこで、柔らかくなるまで中火でグツグツ煮こみます。
7. 豆、カットトマト、ラブパセリを投入します。
8. キャベツの発酵液を注いで味をととのえていきます。
9. 塩(細粒)を加えて、味の最終調整に入ります。
10. 火を止めて、イタリアンパセリを加えてできあがり~。
これは、日本のみそ汁にあたるルーマニアの国民的スープ。
「わが家の元気の元は、このチョルバにあり!」というぐらい家庭の文化でもあります。
酸味や野菜の深みがあり、底味のあるスープです。
一度食べると、ヤミツキになる方多数で教室でも大好評。
ルーマニアのモルダビア地方やトランシルバニア地方などの郊外には、現在でも自然のサイクルなどの影響を活用した生活をしている町や村も少なくなく、自身も幼少の頃から、祖父母たちから多くの知識を受け継いで育つ。
10代の頃には「ルーマニア革命」による辛く厳しい生活を体験し、「人は誰もがハッピーになるために生まれてくるもの。
私も心身ともにハッピーに過ごしたい」という思いを次第に募らせていく。
以前から日本に興味を持ち、「武士道の国」日本の美しい生活文化や国民の精神性に憧れていた。
やがて日本人男性と結婚、生活の拠点を日本に移すことになる。
しかし、当初抱いていた日本のイメージとは違う、都会での自然の少なさや人口の多さに驚く。
その頃から、自然のサイクルに合わせた生活、「自然との共生」を目ざす。
心と身体の健康をテーマに、様々な書物をもとに学ぶようになる。
特にハーブやベリーの効果・効能については、深く学んだ。
地元ルーマニアでは珍しくなかった「自然との共生」。
日本でも共通の考えを持つ人は、エコやロハスといった表現でその数は急増している。
しかし、実際に自然の中で生活を送っている人は、まだまだ多くはありません。
たくさんの人がもっと自然の力(パワー)を知ってほしい。その偉大さを・・・。
現在は家族で北海道・東川町に移り住み、自然に囲まれた中で、自身や家族も自然のサイクルを活用した生活を送っている。
2010年から「ハーブ&ベリーガーデン」をスタートさせる。
自身が育てたもので、いろいろな製品作りに活用するために!
そして、自らが体験することで効果を実証。
今後は、多くの人が心身ともに健康で、ハッピーに過ごせるように、自然のサイクルに合わせ、「嘘、偽りのない、正直生きる」ライフスタイルを提案し、広く伝えていきます。
ほんもの料理研究家
横山 アディナ
アディナのほんものクッキング教室
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