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BPAのこと

2022/2/12

【BPAのこと】

スープやトマトソースなどに多用するカットトマトやホールトマト、そしてトマトペースト。
年中使えるこれらって便利ですよね~!?

それらは、缶、瓶、紙パック、パウチなどで様々な形態で包装されています。トマト缶詰については、対面教室(アディナのほんものクッキング教室(リアルフードコミュニティ))やオンライン教室でも何度も口を酸っぱくしてお伝えしておりますBPA(化学物質ビスフェノールAの略称のことね!)が懸念される化学物質のひとつです。
これらは、非常に利便性が高く、缶詰、哺乳瓶、弁当箱、コップなどにも幅広く使われています。昨今では、それが社会&環境問題となり、BPAを避ける消費者が増えてきたことから企業によっては表示する傾向が強くなりました。

 

遡ること、20年以上前の90年代後期、EU諸国や米国において、乳児や乳幼児、妊婦の内分泌系(ホルモン分泌器官)に異常や問題が見つかったことから調査研究が始まりました。そして、それは今や大量プラスティック消費廃棄問題へと発展し、海洋汚染、そしてそれが食卓にがあがるという事態にまで・・・。

 

それらのことを受けて、現在は各メーカーの酸性トマト商品は、紙パックや瓶などに転換されてきています。

 

しかし、価格の安い缶詰は今でもアウトレットで大量に低コストで輸入され、多くの消費者が喜んで購入されています"(-""-)"外食や中食でもコスト面からおそらく、これらが使われていることは想像に難くありません。

 

 

ただ、毎度のお買い物でも習慣としていきたいのは、どんな缶詰に関しても【BPAフリー】と記載されているものをお選びいただきたいということ!!(*もちろん、トマト缶詰以外でも)

 

ワタシたちは、あらゆる観点から商品をチェックして、購入するかしないかを選択する必要があります。
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①原材料(農法、添加物、化学物質)はどうか?
②缶詰ならば、BPAフリーかどうか?
③産地
④生産者(製造者)
⑤価格

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これらの情報を総合的に吟味して、購入判断することになると思います。

 

追伸:

トマト缶「クエン酸」について

トマト缶詰の表示にある「クエン酸」の一文字。これも要注意なんです。理由は、遺伝子組み換え作物のデンプンや糖をベースに発酵させた工業製品だからです。

 

もともとのクエン酸は、皆さんご存知の柑橘類(レモンやオレンジなど)から抽出できますが、コスト面や保存性が短いことから前者のような工業的なモノが一般流通しております。

 

なので、「酸っぱーい!」など過度に酸味を強く感じた経験もあるかと思います。それはこの「クエン酸」もかなり加担していると思って結構かと思います。また、オーガニックトマト缶にはこのクエン酸(GMOなので)は入れられません。

 

今日は、ちょっとマニアック情報でしたね。
でも、お買い物の参考にはなると自負してますので、ぜひ参考に!

アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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