ADiary

思い出のスープ

2022/2/8

【思い出のスープ】

料理は、ヒトとヒトをつなぐ。
料理は、ヒトの想い出にいつまもで残る。
料理は、癒しと栄養を肉体と精神に届けてくれる。

 

「火」を扱うようになって以降、人類は格段に進歩と成長を遂げた。料理を通じて、消化・吸収しやすくなったことは想像に難くないでしょ?

 

さて、今日はスープのはなし。

 

スープには必要不可欠なマスト材料の野菜。

 

特に、このスープ「チョルバ」にはビーツを入れるのが我が家流。アンナおばあちゃん直伝で、幼少期からずっと食べ慣れていた味。
中学時代、アンナおばあちゃんが亡くなってからは、我が家の食卓にビーツのチョルバが上がることはなくなった。。。

 

そして、幾年もの月日が経ち・・・・

 

ワタシは祖国を離れ、今はここ北海道で生活を送るようになる。移住以降、当時包丁さえまともに握ったことのなかったワタシは、ゼロからのスタート。試行錯誤を重ねながら、おばあちゃんの味を再現させることに成功。以後、教室を開講しながらその味や手法を伝えるに至る。幼少期の味を復活させて、時空間を超えて、今や家族の絆を確かめるスープへと昇華した。
子どもたちも帰省時には、チョルバを食べる。

 日本の発酵大豆・味噌と比して、ルーマニアではいろいろな野菜を乳酸菌発酵させて、それを調味料として活用する。原理はどの国も酷似しているね😉

本日の問い:

「あなたの思い出のスープって、な~に?」

アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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