ARecipe

キノコ&ココナッツカレー

【キノコ&ココナッツカレー】

キノコ&ココナッツカレーのレシピダウンロードは、こちら。

【このレシピの着眼点】

●これまで対面教室でも聞いたことのある声「じつは、カレーって胸やけするので、あまり好きじゃないんです(*´Д`)

衝撃的だった。。。

でも、冷静に考えて、なぜ彼女がそのように言い放ったのか?丁寧にヒアリングしてみると、、、なるほど納得。結論、市販のカレールーを幼少期から家でお母さんがつくられていたことに発する。「食」というのは繊細かつ千差万別で、100人が100人美味しいものなんてなく、100人が100人同じ反応を示すわけでもない。

しかし、そんな彼女が何を思ってか、ワタシのカレークラスを受講。講義ー実習を終えて、いざ実食を終えてからの突然の告白。「どうして、、、このカレー。胃もたれや胸やけしないんだろ?あれ??大丈夫!」とのことだった。

ワタシの推測としては、小麦粉と劣悪アブラの長時間W炒めからによる油酔い(アルブミンによる反応)の可能性が濃厚だ。しかし、この後のレシピ動画においてはそのような工程はなく、シンプルかつ少量のExvオリーブオイルのみを使用。材料もいたってシンプルなものばかりだ。驚かれるのが、カレーの3種の神器(じゃがいも・人参・たまねぎ)のうち、たまねぎしか使用していない点だ。

そして、なによりつくり方も超カンタン♪

今回の料理の着眼点としては無添加で動物性(肉や乳製品)フリー、小麦粉フリー、カレールーフリー(質の低い油脂&輸入小麦がベース)、かつ質の高い油、ミネラル&ファイバーもたっぷりで「腸にもやさしいコクとうま味の凝縮されたカレー」となってますよ~。身体への負担を極力最小化したカレーづくり。ぜひ、御覧ください。

 

●植物性プロテインを効果的に摂れる!
●簡単ですぐにできる!
●比較的手に入りやすい舞茸には「βグルカン」という食物繊維が豊富。このおかげでコレステロール値を下げ、心臓疾患リスクを下げ、免疫システムをサポートしてくれる。
●プラントベース
●ファイバーたっぷり(キノコと野菜)
●乳製品フリー
●カレールーフリー
●あらゆる素材からのうま味を引き出す調理だから、無水カレーに!だから、やさしく濃厚。

 

ぜひ、上記を踏まえたうえでの「プラントベースのカレー」をつくってみてください♪まずは、動画で全体像を掴んで、材料を準備し、下準備してから取り掛かってくださいね!

【材料】

A
クミンシード        ・・・小さじ1~2
Exvオリーブオイル     ・・・大さじ2~3(代用可:ココナッツオイル)
マッシュルーム             ・・・400~500g☞サイズを揃えて1/4カット
(代用可:舞茸☞1,5~2cmカット)

B
たまねぎ                               ・・・1個(250gぐらい)☞みじん切り
にんにく                                ・・・3片(15gぐらい)☞みじん切り
しょうが                                ・・・3cm(12gぐらい)☞細かくみじん切り
(もし、あれば)ししとう・・・3本☞横にしてスライス

C
カットトマト                  ・・・400g
ココナッツミルク                 ・・・1缶(400g)

 

カレーNO1クラシック  ・・・大さじ3
自然海塩            ・・・小さじ1,5

オプション:両方をよく溶いておく>

米粉               ・・・大さじ1
水                ・・・30~50ml

【つくり方】

1 オイルを熱した鍋(弱~中火)にクミンシードを入れて香りが上がるまで2~3分炒める。 ※決して、強火にしたり、火の側から離れないように!

2 そこにお好みのキノコを加えて中火で焦がさないように、水が出るまで10分ほど炒める。その後、塩小さじ1/2をして水出しを行い、さらに2分炒める。

3 キノコの水分が飛べば、を加えて5分ほど炒める。その後、塩小さじ1/2をして再水出しを行い、さらに2~3分炒める。

4 を加えて弱火にする。そして、グツグツ沸き始めたら5~10分煮込む。

5 カレーNO1クラシックを入れて2~3分混ぜたら味を見て、必要ならば塩を加える。もし、トロミを求めるならオプションを加えて、2~3分混ぜながら煮こむ。

6 火を消して、フタをして30~60分置けばできあがり。

 

【アディナのワンポイントアドバイス】

●マッシュルームは水洗いせずに、キッチンペーパーで拭き取ってからカットを!

●こちらのカレーレシピでは、クリーミーさが出ないという理由から、豆乳やアーモンドミルク、ライスミルクを提案しておりません。

●トロミをつけたい時には、<オプション>の米粉を水で溶いて、つくり方5で加え2~3分煮込んでください。(※ココナッツミルクでも十分クリーミーになります)

●隠し味として、つくり方5においてごま油小さじ1~2を加えるとまろやかになる。

●辛め好きな方は、最後にカイエンペッパーorホワイトペッパー小さじ1/2~1(お好み適量)を加えてください。

●お皿に盛り食べる直前に、香味付けとして小ネギやパクチーを加えてもOK!

【オススメ材料】

アディナのカレーNO1クラシック100g

アディナのカレーNO1クラシック45g

クミンシード50g

【おさらい】

キノコ&ココナッツカレーのレシピダウンロードは、こちら。

ルーマニアのモルダビア地方やトランシルバニア地方などの郊外には、現在でも自然のサイクルなどの影響を活用した生活をしている町や村も少なくなく、自身も幼少の頃から、祖父母たちから多くの知識を受け継いで育つ。
10代の頃には「ルーマニア革命」による辛く厳しい生活を体験し、「人は誰もがハッピーになるために生まれてくるもの。
私も心身ともにハッピーに過ごしたい」という思いを次第に募らせていく。
以前から日本に興味を持ち、「武士道の国」日本の美しい生活文化や国民の精神性に憧れていた。
やがて日本人男性と結婚、生活の拠点を日本に移すことになる。
しかし、当初抱いていた日本のイメージとは違う、都会での自然の少なさや人口の多さに驚く。
その頃から、自然のサイクルに合わせた生活、「自然との共生」を目ざす。
心と身体の健康をテーマに、様々な書物をもとに学ぶようになる。
特にハーブやベリーの効果・効能については、深く学んだ。
地元ルーマニアでは珍しくなかった「自然との共生」。
日本でも共通の考えを持つ人は、エコやロハスといった表現でその数は急増している。
しかし、実際に自然の中で生活を送っている人は、まだまだ多くはありません。
たくさんの人がもっと自然の力(パワー)を知ってほしい。その偉大さを・・・。
現在は家族で北海道・東川町に移り住み、自然に囲まれた中で、自身や家族も自然のサイクルを活用した生活を送っている。
2010年から「ハーブ&ベリーガーデン」をスタートさせる。
自身が育てたもので、いろいろな製品作りに活用するために!
そして、自らが体験することで効果を実証。
今後は、多くの人が心身ともに健康で、ハッピーに過ごせるように、自然のサイクルに合わせ、「嘘、偽りのない、正直生きる」ライフスタイルを提案し、広く伝えていきます。

ほんもの料理研究家

横山 アディナ

アディナのほんものクッキング教室
Facebookページも「いいね!」してください