後回しの魔法から目が覚めると・・・
2022/3/28
「また、後で・・・」は、怖いコトバ。
「後で・・・」
その一言は、たしかにその場を凌ぐことができる便利なコトバだけれど、、、大事なコト(ヒト)との距離をジリジリと離してしまう。
「また、後で電話するね・・・」
「また、後で会おうね・・・」
「また、後で話すから・・」
「後で、謝ろう・・・」
「想いを告げるのはまだ早い、もう少し時間が必要だ」
「それは、また今度ね」
「後で、〇〇しよう!」
今すべき大事なコトを「後で」マジックに預けてしまう。
そして、いつの日か時間は無慈悲に過ぎ去り・・・。
気づくのだ。
「後で、想いを告げたい人はすでに去ってしまった」
「後で、遊ぼうと思ったあの子はすでに大きくなってしまった」
「後で、謝ろうとした母はもういない」
「後で、生活習慣を整えようとズルズル引き延ばした結果、病が悪化した」
今日という日は、昨日の明日。 ずっと、後回しにしていると明日はいつの間にか昨日になり、そのままズルズルズルと・・・・。
そして、”後回しの魔法”から目が覚めると、そこにあるのは絶望と後悔、恐怖、不安、憔悴だったりする。
「わかってたつもり・・・」
「どうして、あの時・・・」
「なんて愚かなことを・・・」
「後で」という後回しのツケは、常に事態と状態を暗転させる。
「あの時、〇〇しておけば・・」
「あの時、勇気を出して想いを告げておけば・・・」
「あの時、心から謝りたかった」
「あの時、もっと遊んでおきたかった」
「あの時、なぜ数分の電話ができなかった・・・」
後回しにした対象は、自分自身かもしれない。
後回しにした対象は、大好きだったあのヒトかもしれない。
後回しにした対象は、すでに大きく育った娘かもしれない。
後回しにした対象は、年老いた父かもしれない。
後回しにした対象は、大事な夢だったかもしれない。
「後で」とつい口ずさみそうになったなら、思い出して欲しい。
「今」
「今」しかない。
アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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