東欧の発酵飲料～その名はクヴァス～

2021/9/21

【東欧の発酵飲料～その名はクヴァス～】

「クヴァスって知ってますか？」

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「じゃ、聞いたことは？」

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「きっとないですよね！（もし、聞いたことあるなら、きっとあなたはロシアや東欧で生活したことがある、もしくは旅行をされていた玄人さんと察します）」

そう！
まさにクヴァスとは、ロシアやウクライナ、ルーマニアなどで飲まれる発酵飲料のこと。路上でもストリートドリンクとしても販売されていたり、上記画像のようにペットボトルでも商品化されていたりします。

今や、日本でもようやく知られるようになったアカザ科の根菜・ビーツ。
これを発酵させて飲むんです。

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おそらく、多くの方々はボルシチに使う、あの真っ赤な根菜のことだよね？というぐらいの認識だと思います。

じつは、いろいろなクヴァスのレシピが各家庭にあって、祖国ルーマニアでは、クヴァスの呼び名をボルシュと呼ぶエリアもあります。

クヴァスとは、簡単にいえば天然発酵ドリンクのこと。

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ワタシの場合は、砂糖を加えずにシンプルに、ライ麦ビーツとパン、そして水のみで仕込みます。

動画で紹介しているクヴァスは、朝一にショットで飲む(免疫向上）目的で仕込んでます。
また、スープやドレッシングの調味料としても活用できるんです。

ただ、ここでの大事なポイントは、仕込む時の「パン」にあります。
ベストは、無農薬栽培のライ麦パン１００％（自家製ライ麦スターター）をオススメ。

さいごに余談：
26年前の来日当初、どこの八百屋やスーパーにもビーツは並んでいなくて、寂しい想いをしたもの。しかし、北海道移住当初（ようやくネット普及しだいして「検索」）でも、まだまだビーツ栽培されている方が少なすぎて探すのに難儀していました(-"-)

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そして、見つけました！

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はい！当時の相場１株７００～８００円の高値な～り♫
脳とハートが真っ青になったのを今でも覚えています。