コールラビのこと
2021/6/29
【コールラビのこと】
あなたはコールラビという野菜をご存知でしょうか?
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画像にもあるような球状のかわいらしい野菜です。
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最近では、日本でもこのコールラビを見かけるようになってきました。ビーツの時もそうでしたが、来日当初(26年前)はまったくといっていいほど見かけなかった野菜たち。スーパーに行っても、野菜のバリエーションの少なさに唖然としたのを今でも思い出します。
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とはいっても、まだまだマイナーであることには変わりはありません。
家庭菜園、マルシェ、西洋野菜専門菜園の直売所、一部生協ぐらいが関の山でしょうか?
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それでも、口にすることができるようになったのは嬉しいなぁ。
このコールラビ、ルーマニアでは「ドイツカブ」って呼ばれていました。理由は、今でも定かではないですが・・・。キャベツや大根、白菜と同じアブラナ科でルーマニアでは秋野菜としてマルシェで出回っていました。
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コールラビの食べ方って?
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それこそ多彩な食べ方があります。
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①生食(サラダ、コールスロー)
②スムージーやジュースとして(下記のスムージーには、チアシード・パイナップル・きゅうり・いちご・そしてコールラビ・ピタヤが入ってるよ!)
③スープや味噌汁の具、またはポタージュにして。
④発酵サラダの具として、またはぬか漬けの具にして。
⑤ピューレにして。
⑥炒めたり、オーブン焼き野菜にして。
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コールラビの食べ頃サイズ
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結論:家庭菜園なら、握り拳サイズが適食サイズです。
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マルシェや直売所では、大きめサイズが並ぶことが多いんですよね?
そうすると、外皮が固くて糸状のファイバー(食物繊維)が噛んでも噛んでも、口の中に残ってしまいます。
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なのでできるだけ小さ目を意識して選ぶようにしてね!
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またカットの際には、外皮は厚めに剥くことを実践してみてね!
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コールラビの栄養素って?
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●ビタミンC
●ビタミンB
●ビタミンK
●鉄
●マグネシウム
●カルシウム
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コールラビのダウン力
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排出作用があることにより・・・
☛高血糖ダウン
☛高血圧ダウン
☛コレステロールダウン
☛むくみダウン
その他、
炎症や糖尿病を患っている方も食事療法の重要食財として取り入れられていました。
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また別の名を「大腸お掃除番長」とも。
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コールラビの小話
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●ルーマニアでは、ピンポン玉サイズで収穫して、それを皮ごと食べるよ。今回はグリーンだったけれど、パープルコールラビのピンポン玉サイズをその際には採ります。
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●足がつる、つまり「こむら返り」の経験はありませんか?筋肉痙攣のことを指すわけですが、特に足を酷使しているわけでもないのに、そのような現象が起きるのは水分不足や気温の寒暖差、そして栄養不足(ミネラルの流出)なども要因としてあります。
ルーマニアでは、民間療法として昔からそのような時にはコールラビがミネラル豊富な食財の一種として薦められていました。上記にもあるように、マグネシウム、カルシウムなどの微量栄養素をダブルで含んでいるので吸収力もバツグンだからなんですね!
なお、そのような時には、ビタミンを失わないように「生」食として料理して食べていました。
アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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