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グリホサート入り食料は必要なし!

2018/8/16

【食べものをつくりながら、毒は必要ない!】

アメリカ・カリフォルニア州でひとりの男性がマンモス企業モンサント社を提訴して勝利を手にしました。これは今後、世間を動かす歴史的なカンフル剤となるでしょう。

焦点は、除草剤(グリホサート:ラウンドアップ)について。

歴史を振り返ると、戦争で開発された武器は、その行き先を求めて、農工業にと適応されてきました。
(例:戦車☛トラクターなど)

 

ベトナム戦争で使用された化学兵器(エージェント・オレンジ、枯葉剤)の転用先が、この薬品に取って代わりました。

 

それは、ご存知のように奇形児や不妊、皮膚や腎臓などへのの健康被害を誘発していますし、発がん性も確認されています。国によっては、使用禁止&制限している所も・・・。

最近では、アルゼンチンの農村地区で生活する人たちが甚大な被害を被り、国からモンサント社を一掃する運動が起こりました。

 

いずれに共通するのはグリホサート(ラウンドアップなど)の使用。ドラッグストア、ホームセンターなど今や、この日本でも子供でも自由に簡単に手に入る代物。

 

こんな危険物質を気軽に使用することは、おかしくないでしょうか?

 

田畑(命の現場)や家の周り、公園、学校などでも平気で撒かれています。

ワタシもかつて「どうして散布するんですか?」と聞けば・・・

「売っているから大丈夫でしょ。」
「国が認可しているから問題ないっしょ。」
「草取りから解放されるなら、救世主だよ」
「あんたは、昔の人の草取りの苦労を知らんから、このありがたさがわからんのじゃ」

などなど・・・

 

この「大丈夫」という根拠のない楽観的(軽率的)なアンサーには困惑してしまいました。

 

今回のアメリカの判決では、麦をはじめ大麦、オーツへの残留性、なかでも収穫前の1週間前から除草剤を穀物にかけ乾燥させ収穫しやすくする過剰なまでの合理・効率性の極みが見てとれます。

 

これまでは、収穫後のポストハーベストも問題視されていましたが、それにも増して、収穫前の除草剤乾燥法もかなり危険なことが証明された結果となりました。

 

アメリカのFDAでも、お菓子をはじめ子どもたちの朝食用シリアルでも残留濃度の高いグリホサートが検知されたとのこと。

 

この日本で、そして北海道でも生産できる小麦粉。なかでも、オーガニックも徐々にですが広がりつつあります。

 

子どもに、どんな小麦使用の食べもの(パン、お菓子、うどん、ラーメン、お好み焼きなど)をあげたいですか?

国内で流通する小麦加工品の85%以上は、今回争点となったアメリカをはじめ、カナダ、オーストラリアからのプレ&ポストハーベストの小麦を使用したものです。

 

今一度、フードマイレージのかからない、地産地消作物を!
もっとわかりやすく言えば、畑から食卓までの距離を縮めましょう!農薬や化成肥料に頼らないで!

 

追伸:最近話題のオレオクッキーにも、危害性の強いグリホサートが検知されたとのこと。

やはり、国産、なかでもオーガニックを選びましょう!

アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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