フランキンセンスのティンクチュア
【フランキンセンスのティンクチュア】
初公開 フランキンセンスのティンクチュアレシピ
<用意するもの>
・フランキンセンスパウダー・・・40g
・ウオッカ(40~50度)・・・200ml
*割合1:5
<つくり方>
1 フランキンセンスパウダーをキレイな瓶の中に入れ、ウオッカを注ぎます。
2 マドラーかスプーンでよくかき混ぜます。
3 日当たりの良い場所で、月齢1~2サイクルの間、置きます。
*ワタシの場合には、仕込み日が上弦日スタートだったので、3月or4月の
上弦の日までになります。
4 時間経過したら、ガーゼかコーヒーフィルターで別の容器瓶に移します。
5 漉して残った粉末カスは、紙カップのなかに入れて、紙かアルミホイルで
フタをして穴をあけます。そのまま芳香剤として玄関や下駄箱、トイレの隅に
置いてください。
<ティンクチュアのケア方法>
●1日1回は、かき混ぜます。
●瓶のふちに、少しオイルを塗ります。そうすることで、くっつきづらくなります。
●瓶は少し大きめを選んでください。ヤニがベタベタとしていてくっつきやすいので、フタに散らさないように。
●必ず、瓶をひっくり返さないように。
古代より、ギリシア・アラビア・ペルシア・エジプト・バビロニア文明において、フランキンセンスは宗教儀式のなかで使われてきた神聖なものとして扱われてきました。
フランキンセンスの木の樹皮に傷をつけ、そこから流れる樹液(やに)が固まったもの。
古くから、レメディ(薬用)として利用され重宝されてきたフランキンセンス。樹脂を焚いてお香や香水にして親しまれてきました。神秘的な香りで、ワタシは幼少期に通っていた教会やアンナおばあちゃんが家でたまに焚いていたのを思い出します。
今でも、ソマリア、インド、エチオピア、トルコ、オマーンなどから輸入されています。ただし、今後その数は激減すると云われています。
フランキンセンスは、エッセンシャルオイルとしても、よく使われており、リラックス効果やエネルギー浄化、安眠作用などの効果が期待できます。アンチエイジングにも!
<特に、有名な利用法>
①薬用②スピリチュアル
①古代から、消化、吸収、皮膚や生殖器官などへのナチュラルメディスンとして。
②神殿や教会などで神に捧げる香り。焼香しながら、悪霊払いや氣を高めたり、エモーショナルデトックスをするために利用されてきました。
アロマとしても現代でも大切にされています。アンチエイジング効果もあると云われて、バスやローション、クリームなどをフェイストリートメントに使います。ストレス鎮静やリラックス、スキントラブル(ニキビ、しわ)にも使います。生理前の症状(PMS)を和らげることも。
≪ワタシの利用法2つの方法≫
1オイル☛フェイスクリームやボディクリームにオイル1~2滴を入れて使います。また、エプソムソルトと混ぜて、バスにも使います。
2ディンクチュア☛フェイスクリーム・ボディクリーム・ローションのなかに1~2滴を加えてお使いください。また、バスに2~3滴混ぜてお使いください。
どうでしたか?
日本では、乳香としてその名が知られているかもしれません。
ぜひ、このレシピを活用してみてくださいね。
ルーマニアのモルダビア地方やトランシルバニア地方などの郊外には、現在でも自然のサイクルなどの影響を活用した生活をしている町や村も少なくなく、自身も幼少の頃から、祖父母たちから多くの知識を受け継いで育つ。
10代の頃には「ルーマニア革命」による辛く厳しい生活を体験し、「人は誰もがハッピーになるために生まれてくるもの。
私も心身ともにハッピーに過ごしたい」という思いを次第に募らせていく。
以前から日本に興味を持ち、「武士道の国」日本の美しい生活文化や国民の精神性に憧れていた。
やがて日本人男性と結婚、生活の拠点を日本に移すことになる。
しかし、当初抱いていた日本のイメージとは違う、都会での自然の少なさや人口の多さに驚く。
その頃から、自然のサイクルに合わせた生活、「自然との共生」を目ざす。
心と身体の健康をテーマに、様々な書物をもとに学ぶようになる。
特にハーブやベリーの効果・効能については、深く学んだ。
地元ルーマニアでは珍しくなかった「自然との共生」。
日本でも共通の考えを持つ人は、エコやロハスといった表現でその数は急増している。
しかし、実際に自然の中で生活を送っている人は、まだまだ多くはありません。
たくさんの人がもっと自然の力(パワー)を知ってほしい。その偉大さを・・・。
現在は家族で北海道・東川町に移り住み、自然に囲まれた中で、自身や家族も自然のサイクルを活用した生活を送っている。
2010年から「ハーブ&ベリーガーデン」をスタートさせる。
自身が育てたもので、いろいろな製品作りに活用するために!
そして、自らが体験することで効果を実証。
今後は、多くの人が心身ともに健康で、ハッピーに過ごせるように、自然のサイクルに合わせ、「嘘、偽りのない、正直生きる」ライフスタイルを提案し、広く伝えていきます。
ほんもの料理研究家
横山 アディナ
アディナのほんものクッキング教室
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