「春」が自分を変える時期
2014/3/23
こんにちは、アディナです。
今日は、自然のリズムに合わせて生活することについてお話したいと思います。
今でこそ、ワタシは北海道・ひがしかわに移住してから子供の頃のような「自然のリズム」に合わせた生活を送っています。
20年前・・・・
日本に来て、東京や千葉にいる頃それら自然の原理を忘れて日々クラゲのように呆然とすごして、
なにかココロのなかでむなしさを感じていました・・・。
あの頃のような生活に戻りたい・・・・。
それらの想いが募るようになってから、アンナおばあちゃんが話してくれたことをひとつずつ思いだし、今は子供たちにも季節の節目が来るとその意義やどんなことをするのかを伝えています。
ちょうど先日の3月21日は自然界のスタートを切る「春分」でした。
自然の流れには春・夏・秋・冬と4つのシーズンがあります。
そのはじまりとなる「春分」
*ちなみに、これは余談ですが1751年までヨーロッパ諸国では1年のはじまりを「春分」と制定していました。
1年には、昼夜(Day&Night)がパーフェクトに半分ずつとなる日が2回ほどあります。
それが「春分」と「秋分」になります。
これから夏に向けて、少しずつ昼(光)時間が伸びてきて「成長」の段階へと進みます。
【新しい命のはじまり】
【種蒔き、そして発芽】
【自然界の再生時期】
これらが、「春分」を境に始動します。
ワタシたち人間も自然の一部である故に、ココロとカラダの再生を図るタイミングに差しかかります。
カラダ
ヨーロッパのキリスト教圏では、イースター(復活祭)前の45日間は一切動物食を控えます。
そうすことで、カラダのなかに溜め込んだ毒素を排出して清めていくのです。
なので、あなたもできるだけ揚げものや動物食といった消化・吸収に負担のかかるものを減らして
春のグリーン野菜をたくさん摂るようにしましょう。
そして、キレイな水を摂り入れるようにしてデトックスしましょう。
ココロ
悪い考えを頭のなかから取り除き、相手や自分を許すことで、ココロをクリ―ニングしていきます。
人間関係の棚卸。
合わない相手とは距離をおき、自分の内面と向き合うのもこの時期にすべきことのひとつといえます。
また、リラクゼーション、瞑想、アロマ、自然のなかでの散策などもココロのリフレッシュに一躍買ってくれます。
生活
断捨離するには、もってこいのタイミングになります。
必要ないもの、使わないものを手放すことで本当に必要なものや価値あるものが浮かび上がってきます。
身の周りがキレイになることで、ココロもストレスから解放されます。
そして、ヨーロッパではスプリングクリーニング(春の大掃除)をするのも、この時期になります。
ちょうど、日本での年末大掃除にあたるのがこれにあたります。
カーテンを洗い、窓を隅々まで拭く。
こうして、冬の間溜め込んだススや埃を取り除くことで新しい「氣」を取り込むことができるようになります。
どうでしたか?
では、まとめに入りますね。
春分は光と影、陰と陽のバランスを取ることを目的とします。
崩れたバランスを他者(外部)ではなく自己(内部)に解を求め、自己と対峙すること。
そして、これから来る夏至に向けてアクセルを踏む準備段階に入ります。
新しいことをはじめる。
チャレンジする。
【内省⇒出発(はじまり)】
これが春分にすべき重要なことになります。
長文お付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたにとって、ステキな1年の門出となりますようお祈り申し上げます。
アディナ
アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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