シュトレンとのなが~いお付き合い
2025/1/19
①使用されるリキュールの味&香りのキツさ
②過剰な甘さ
③食感バランス(シュトレンは、ただのフルーツパンでもパウンドケーキでもありません、かといってベッチョリ食感でもいけません)☞クッキーとパンの合いの子のような、ホロホロしつつも、しっとり食感を目指した発酵菓子なのです。
④トガりすぎたドライフルーツの酸味
要は、これら課題を総合的に日本人の嗜好に合うように調整していったのです。かつてドイツに住まれていた方、シュトレントラウマを抱えている方にも協力を仰ぎ、その方々の印象を覆す機会を設けては試食をしていただき感想をいただきました。
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これらを繰り返し、調整の連続。5~6年前からは、プラントベース仕様に切り換えて、食してくださった方からも「ヴィーガンとは思えない!」という感想も数々。さらには「シュトレンが苦手!」という生徒さんにも「これは今まで食べてきたシュトレンと違う!」と感激と歓喜の感想をいただけるまでに。特に、要となる「アブラ」は難儀を要しました。脂質研究に没頭して、ごま油、こめ油、ひまわり油では補えないことを突き止めて、その根拠も確認。結論からいうと、最適解として有機ココナッツオイルを導きました。
バター(乳製品)を除去した時点で、正統的なドイツシュトレンではなくなりましたが、結果として美味かつ食後にも負担の少ないモノに仕上がれば、そこには固執しなくなりました。
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現在はオリジナルシュトレンとして、胸を張って提供できるようになったからです。毎年のように心待ちにしてくださる方々も増えて、月並みですが「ここまであきらめずに継続&改善の道を歩んでこれてよかった~」と心から思っています。
バレンタインには、思わずニタ~がこぼれ落ちるシュトレンなんてどうでしょ?
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いつもの十勝産有機石臼挽き全粒粉(風味や味わい、そして栄養価も高く、食物繊維もしっかり含む)をはじめ、「もう少し求めやすい価格でも~」というお声に応じるために、今季は北海道産小麦粉バージョンでも今焼いております。
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世界唯一無二のチョコレート味の自家製マジパンをご堪能ください!
②有機石臼挽きバレンタインシュトレンMサイズ(200g前後) 2,500yen(税込み)
③北海道産小麦粉バレンタインシュトレン(200g前後) 1,980yen(税込み)
アディナのオーガニックキッチン~ダイナミックステラ~
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